2018年05月

以前、記事に書きましたが
マグマは子どもの頃、親から放置されて育ちました。


若くして結婚した両親はお金に余裕がなく、
常にイライラしていましたから


機嫌が悪い時に話しかければ怒鳴られ


大人同士の話に口を挟めばあっちへ行けと追い払われ


手伝いをしたいと言えば暑い触るな邪魔と言われ


冗談で笑わせようとすればぶっ叩かれました。


理不尽を言い返せば、髪を掴まれて部屋中引きずり回されもしました。

(この程度では虐待とは言えないとは思いますが)

勝手に日記とか見られたくないものを掃除と称して漁られたり、ゴミとして捨てても勝手に拾われて見られていました。





プライベート皆無






生理が来た日、父はニヤニヤ笑ってからかってきました。

ここでもう無理でした。

父が入った後の風呂に入るのも無理、喋るのも無理。


父はガチクズですが、父の文句を言うとなぜか母が怒るので(おそらく共依存)ストレスが溜まる一方でした。


文句を言うと叩かれるので、紙に思っていることを書いて、壁に貼ったりしていました。


早く家を出たい、とか


お金を自分で稼いで、自立したいとか。



誰のお金で生活できると思ってるんだ?
と言われるのがとにかく嫌だったので。



中学生とは言え、養われている自分が許せなくて辛かったです。




高校の時は叩かれたりはありませんでしたが、もう親と何を喋ればいいかわからなかったです。
共働きで食事も別、顔を合わせるのも朝の30分と夜の30分くらい。マジで話題がない。

進路の相談もせず勝手に決めました。



そして大学を卒業後、就職と同時に家を出ました。




就職してからはほとんど実家には帰らず、連絡もこちらからはほとんどしませんでした。





親も歳をとり、暇もお金も出来てやっと
この状況はやばいと思ったのか、私に擦り寄ってくるようになります。


周りの同僚が子どもとバスツアーに出かけたとか、温泉旅行に行ったとか、
そう言う話を聞いて羨ましくなったのか、私も行きたいな〜と言ってくるようになりました。


マグマはこの頃には、自分の親がまだ毒親とは気づいていませんでしたが
やはり周りの同僚が、

両親を旅行に連れて行ったとか

実家に帰ると楽で最高〜と言う話を聞く度に

なんとなく違和感があるな、と思っていました。


マグマには実家が好きとか、楽とか、そう言う気持ちが全く無かったので。



マグマは物凄く薄情な人間なのかもしれない
と不安になりました。



親から様子伺いのメールや電話がある度に
罪悪感から、きちんと返事をしていました。


今考えれば、親が無視されるのは自分達が子どもにそうやってきたのが原因の自業自得なので、堂々と無視しとけばよかったんですけどね。



でも、親を捨てる=親不孝っていうクソみたいな決まりがこの世にはあるじゃないですか。


マグマは意外と真面目だったので無視をするっていうのが、なかなか出来ませんでした。


幸せに育った人には想像も理解もできないでしょうから、そういう人達から批難されるのが嫌だったのかもしれないです。



なんで実家が嫌いなの?って聞かれて
触りだけ話すと、どうしても
「どこの家もそんなもんじゃない?」って
言われるんですよね。



だから、エグめなエピソードを詳しく話すんだけど、そうすると今度はドン引かれるんですよね。



「え〜大変だったんだね〜汗 」  みたいな笑








このセリフを聞くと話すだけ時間の無駄だと毎回思います。




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いい感じで婚活あるあるを語っていた5人の元へ、遅れてきた男が入ってきた。

とても若そうで、いかにも起業とかしそうな青年。



顔もオーネットにはあまりいないような
さわやかで不自然なところがないイケメン。



この人が担当の言ってたやつか....?


そうそう、こんな人を求めていたんだよ!!




「自己紹介終わっちゃいましたよね?俺、23歳で楽天の社員やってます、〇〇っていいます!」




あれ?楽天の社員なの...?
担当の話とは違う気がしましたが、とても自然で素敵な人なのでどうでもよい。
以下社員とします。



自ずと姿勢が前のめりになる女性陣。


警戒する男性陣。




「自社グループの相談所だから、福利厚生で先週入会したんです。やっぱ社内だと出会いないので。」


ハキハキしてて、リーダーシップがすごくて
仕切り役を命じられていたベジータはもはや空気....


若いのに婚活?

前カノは?

いつまでに結婚したいの?





などなど、女性陣が質問責めにする中、
社員が衝撃の告白







「こういう場に参加しといて何ですが、
実は、一番最初に出会った人ともう本交際してて...週末に両親にご挨拶に行くんです。」








はぁ?とその場にいた全員が声に出していました。





え、先週始めたばっかで、もう成婚退会?!


一回会っただけで決めたの?!


若いのにそんなんでいいの?!


等、全員でそれまでと比にならない程の質問責めにしました。



社員は
「いいんです。相手がすごく積極的な人で、会った日に結婚の話がスムーズに進んだので、これでいいかなって。相談所にいるからにははやいほうがいいし」



という、100点満点の回答を出してきました。


そう、マグマはこういう人を求めていたの。



オーネットにはこういう人もいるのか〜!
と希望の光が見えてきました。


「そういうことで、俺はこれで帰ります!仕事抜けてきてるので(笑)」




社員は颯爽と去って行きました。



皆、社員の行動力に感動し、おめでとう!と言って彼を送り出しました。













まぁ、冷静に考えたら
サクラなんですけど






モチベーション落ちてる会員集めて
楽天社員使ってこれやってんだろうな(ゲス顔)




何はともあれ、この会合のおかげで、モチベーションが上がったのは確かでした。




ちなみに、担当の言ってた起業した人ってのは
一切現れず、面倒くさいので触れていません。

一体何だったのか。



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美容脱毛サロン ミュゼプラチナム




婚活うつ気味で完全にやる気を失ったマグマ

オーネットの担当から
婚活を語る会に出てみてはどうかと提案され
参加することに決めました。


このまま腐っていては活動費も勿体無いし...



今まで婚活をこっそりやっており、相談する相手もいませんでした。


変な男に出会ってフラストレーションが溜まっても、この毒を発散する場所がどこにも無かったのです。





そして当日



会場には15分前に到着。
まだ誰もおりません。

支社内で行われると聞いていましたが、
他の方が相談されている個室を越えた奥の方で
パーテーションで区切って作ったスペースに
会議室みたいに机と椅子が並んでいました。

指定された席に座るよう案内され、
席に置いてあった番号の書かれた名札を
胸に装着しました。


名札の数からして、参加者は6人の様子。



担当からは事前に
「マグマさんに紹介しようと思ってる会社経営の男性も来ますから、楽しみにしててね^^」

と言われていたので、どんな人かな〜また変な人なんだろうな〜と想像しながら待っていました。


5分ほどすると、2人、3人と参加者が会場にやってきました。


男性2人、女性3人が集まった所で
男性一人は遅れて来るとのことで
定刻通りお菓子をつまみながらの座談会が始まりました。


担当が言うには、出会いとは関係なく
話し合う場だからとの事でしたが、
番号の書いた紙を渡され、名前や特徴を書き込む欄があることから
結局これも出会いの一環でやってるんだな、と思いました。


男①32歳 生え際がベジータみたいな僻地の公務員。
前カノには勤務地が僻地なのを理由に婚約破棄された哀れな男。以下 ベジータ


男②30歳 会社員 目に覇気がない男。前カノとは長々と付き合ってきたが、結婚に踏み切らず捨てられた自業自得な男。いまさら他の女との出会い方がわからずオーネットに参戦。
以下 不断男

男③ 仕事が押して遅れてくる。まだどんなやつか不明だが、おそらく担当の言っていた会社役員かも?


女①26歳 小柄で可愛らしい明るい女子。受付嬢をしているが出会いなし。
小西真奈美に似てるので以下コニタン

女②23歳 バリキャリ女。若いけどいい人がいればとオーネットに登録。職場の先輩が気になるけど勝算なし。ちょっと自信過剰で変わってる。以下 キャリア



司会進行役は公務員、真面目そうと言う理由でベジータに任されました。


気まずくなるかなと思いきや、みんなそれぞれ喋る人たちだったので全く心配無用でした。


自己紹介からはじまり、
今まで出会ったクソ男&クソ女の話でかなり盛り上がる。


みんな同じような経験をしていて、共感できる事が多く


辛いのは自分だけじゃないと思えて気持ちがとても楽になった。








「遅れてすんません!」



わいわいしているところに
遅刻していた男③が30分遅れで現れました。



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マグマは休みの日を全て面接の予定で埋めていました。
仕事の日は、仕事終わりに食事をし、
休みの日は少なくとも1人、多くて3人と会っていました。


食費は浮くし、美味しいものを食べられるので
win winと思っていましたが....


前回の、自分のヤバさを語る男で心が折れてしまい、10個開いていた掲示板を全て終わらせ、

なんと、オーネットを休会しました。

(休会には月々500円かかりますが、1万以上もする会費は取られなくて済みます。)




いま思えば完全に燃え尽き症候群....
なにもやる気になれなくて、仕事と家の往復のみになりました。



急に今まで着ていた服が似合わない、恥ずかしいと感じるようになり、暗い地味な服しか着れなくなりました。




結婚できればなんでもいいや

と思って活動してきましたが、
想像を絶するほどのヤバい男に会いすぎて
自分が本当に結婚したいのかどうかわからなくなっていました。


それなのに、友人が立て続けに妊娠、結婚をしていき幸せそうなSNSを見ては
羨ましいという気持ちと焦りで泣いていました。






暗い、暗すぎる.....(根暗ですみません)







でも、それくらい婚活疲れが辛かったです。
無理矢理治したとはいえ、元々は人見知りのコミュ障ですから、疲れが溜まったのでしょう。


2ヶ月が経った頃、担当から電話がありました。




担当「こんにちは^^いかがお過ごしですか?」


マグマ「完全にやる気が無くなってますね...」


担当「婚活頑張ってましたからねぇ、疲れちゃいましたか??頑張り屋の会員さんにはよくあるんです。もしよかったら、会員さんが集まって活動の様子を話し合うワークショップがあるんですが、参加してみませんか?」



マグマ「お金かかりますか?もう退会も考えていて....」


担当「退会なんてもったいないですよ〜!無料だしお菓子も出ますから、行くだけ行ってみて欲しいです^^上手くいかないことなんかを話すと楽になりますよ」



確かに、婚活の活動のことは知り合いには内緒にしていて愚痴る相手がいなかった。



仕事で辛かったときは、沢山の同僚が助けてくれた。
職場あるあるで盛り上がっているうちに
辛いのが自分だけじゃないことがわかって、気持ちが楽になったっけ。



このままじゃダメだ、と思ったマグマは
会員と語り合う会に参加する事にしたのでした。

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